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物流品質の信頼性

安定供給について

生命関連商品である医薬品を扱う当社の社会的責任は大きいものがあります。中でも医療機関へ安定して医薬品を供給することはサンキの重要な使命です。サンキでは現在、広島・岡山の2つの物流センターを中心に、中国5県の各所16の事業所へ医薬品輸送専門トラックの定期路線便で結んでいます。物流センターから発送された医薬品は翌朝には全事業所に着荷する物流ネットワークを構築しています。

BCP

BCP (Business continuity planning: 事業継続計画)とは災害など緊急事態が発生した場合でも被害を最小限に抑
え、事業の継続また復旧を図るための計画のとこです。医薬品には緊急を要する商品も少なくありません。災害が起き
てからでは間に合わない可能性があります。こういったBCPの観点から緊急を要する医薬品をはじめ、必要最低限の
在庫を各事業所へ配置し、緊急時に備えています。

品質管理について

医薬品を安全に安心して利用するためには厳格な品質の管理が求められます。サンキでは製薬会社から仕入れた医薬品を劣化・破損などさせることなく保管しています。また万が一、医薬品に不備が見つかった場合にも対応できるように備えることが重要です。
 

GDPの推進

サンキではGDP (Good Distribution Practice : 適正流通規範) の推進をしています。今日、医薬品の流通経路が複雑化している中、求められる医薬品の品質管理水準が上がっています。これに伴い、サンキの物流センターでは防塵・防虫・防鼠対策をはじめ、センター内の温度維持、結露防止対策を行っています。お得意様への納品では新型の保冷BOXの導入など今まで以上に温度管理に注力していきます。サンキではこれからも製薬会社からお得意様への納品まで医薬品の劣化や破損などすることなく『医薬品の完全性』の維持に努めてまいります。
 

トレーサビリティ

トレーサビリティとはトレース(痕跡)とアビリティ(能力)合わせた造語であり、医薬品の製造段階からお得意様への納品までの経過を確認できる方法をいいます。サンキでは製薬会社から医薬品の入荷を物流センターで集約し、ロット(製造番号)データをシステム管理することでそれらの経過を追跡可能としています。

物流品質の向上について

安定供給も品質管理もどちらか一方という訳ではなく、双方を合わせた『物流品質』の向上が求められています。特に近年では希少疾病の高額で温度管理を求められる医薬品(保冷品)の流通が増加しております。これに伴い、スズケングループでは新しく『キュービックスシステム』の導入を進めています。『キュービックスシステム』はお得意様に設置する保冷保管庫です。『キュービックスシステム』ではIoTとRFIDを組み合わせたトレーサビリティとクラウドによるデータ一元管理で在庫管理、温度・品質管理、セキュリティ管理の体制を強化し、より安全に医薬品を提供することができます。また、24時間リアルタイム中央監視によってトラブルにも即座に対応でき、お得先様での廃棄リスク低減に貢献いたします。
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